高山かぐやまは 雲根火うねびを愛おしと 耳梨みみなしと 相争あいあらそいき神代かみよより かくにあるらし古昔いにしえも 然しかにあれこそうつせみも 嬬つまを争あらそうらしき
香具山かぐやまは畝傍山うねびやまを愛いとしいと思い 耳成山みみなしやまと争った神代かみよからそうであるらしい古いにしえの時代もそうであったからこそ今の世も愛する者を奪い争うらしい