万葉集

165番

大津皇子おおつのみこかばね葛城かづらき二上山ふたかみやまに移しはふりし時に、大伯皇女おおくにのひめみこ哀痛かなしびて作らす歌 一】

うつそみの 人なるれや
明日よりは 二上山ふたかみやまを 弟世いろせと我が見ん

現世の人である私は
明日から 二上山を私の弟として見ようか

大伯皇女おおくのひめみこ