味酒うまさけ 三輪みわの山青丹あおによし 奈良の山の 山の際まに い隠かくるまで道の隈くま い積つもるまでにつばらにも 見つつ行かんをしばしばも 見放みさけん山を情無こころなく 雲の 隠そうべしや
美酒びしゅの三輪山みわやまが青き土の美しい奈良の山の 山際に隠れてしまうまで道の曲がり角が 幾重いくえにも折り重なるまでしみじみと見続けて行きたいというのに幾度いくどとなく眺めていたい山を心無く雲が隠してよいものか