八隅知やすみしし わご大君おおきみの朝あしたには 取り撫でたまい夕ゆうべには い縁よせ立たしし御執みとらしの 梓あずさの弓の中弭なかはずの 音すなり朝猟あさがりに 今立たすらし 夕猟ゆうがりに 今立たすらし御執みとらしの 梓あずさの弓の 中弭なかはずの 音すなり
すべてをお治めになるわが天皇が朝は手に取ってお撫でになり夕暮れにはそばにお寄せ立たれた御愛用の梓あずさの弓の 中弭なかはずの音が聞こえる朝猟あさがりに今お発ちになるらしい 暮猟ゆうがりに今お発ちになるらしい御愛用の梓あずさの弓の 中弭なかはずの音が聞こえる